【23】今週の将棋：2018年8月27日週（竜王戦挑戦者決定戦第2局、王位戦第5局）

私の趣味は将棋というのは前々から話しているのだが、ちょっとこの場でも話したくなってな。

主にタイトル戦の番勝負（タイトル保持者と挑戦者の対局）の結果について追いかけていこうと思うぞ。

列挙すると、「王将」「棋王」「叡王」「名人」「棋聖」「王位」「王座」「竜王」だ。

1つのタイトルにつき、最大で5～7局あるから、だいたい毎月2～3局は番勝負をやっている計算になるな。

ただ、番勝負以外にも注目の対局があれば、追っていこうと思うぞ。

• 今週：2018年08月27日週の対局
  • 第31期竜王戦：挑戦者決定戦三番勝負：第2局：2018/08/27（月）
    • 広瀬章人八段　対　深浦康市九段
  • 第59期王位戦：七番勝負：第5局：2018/08/29～30（水・木）
    • 菅井竜也王位　対　豊島将之棋聖

その挑戦者を決定する対局も取り上げたかったのだ。

昨年、渡辺明棋王から竜王位を奪取し、永世七冠となったのは記憶に新しいな。

1局目は対局済みで深浦九段が勝利している。

そして、臨んだ2局目。

結果からいうと、広瀬八段が勝利し、最終戦にもつれ込むことになったんだ。

朝10時から対局が始まったのだが、最終的には夜の12時を回って決着がついたのだ。

総手数231手に及ぶ激闘だったのだな。

形勢の優劣も、めまぐるしく入れ替わっていたようだ。

この勝負に棋士が、10月からの竜王戦本戦で羽生竜王に挑戦するのだ。

菅井竜也王位　対　豊島将之棋聖の対局だな。

そして、面白いことに今期の王位戦、すべて先手が勝利しているのだな。

…そうは言うものの、本当にその通りになっているがすごいな。

その後も飛車は自陣を駆け回り、終盤には１筋の香車の後ろに飛車が陣取った場面もあったぞ。

しかし、次局は豊島棋聖が先手番だ。

これまでは先手が勝利し続けているが、第6局がどうなるか見ものだな。

• 来週：2018年09月03日週の対局
  •  第66期王座戦：五番勝負：第1局：2018/09/04（火）
    • 中村太地王座　対　斎藤慎太郎七段
  •  第31期竜王戦：挑戦者決定戦三番勝負：第3局：2018/09/06（木）
    • 広瀬章人八段　対　深浦康市九段

これが自身の初タイトルで今年が1期目だ。防衛できるかどうか、注目だな。

王座戦挑戦者決定戦では、渡辺明棋王を下して、挑戦権を獲得している。

奪取できれば自身初タイトルだ。

主に、あまり将棋に興味がなかった方が、このエントリを見て将棋に興味を持ってもらえるとうれしいぞ。