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CryptoZombies(クリプトゾンビ)がアツい!イーサリアムDAppの学習サイト(& WANPA's STOREの今後の展望)

 

イーサリアムDappの学習サイト:CryptoZombiesが非常にアツかったのでちょっと紹介。

 

CryptoZombiesとは?

将棋の朝日杯を見つつ、Twitterのタイムラインを眺めていたところ、CryptoZombiesがイーサリウムのSolidityを学ぶのに費用対効果的にとても良い学習サイトだと紹介されたツイートが目に飛び込んできました。

最近、ブロックチェーンに興味を持っていたこともあり、早速手を出してみました。

※レッスンは無料です!!

 

 

CryptoZombiesは、「暗号からゾンビを生み出しそれを戦わせる」というゲームを開発しながらSolidityによるスマートコントラクトを学習できるサービス。

こちらの記事(Why you should learn to build Blockchain Apps)によりますと、ユーザは9万人を超えたとか。

 

 

2017/02/17現在、Lesson:4までコンテンツ化されており(日本語訳されているのはLesson:3まで)、Solidityの基本的な文法から、専門的な概念まで丁寧に解説してくれます。

昨今の学習サイトではよくある、解説→その場でコーディングの形式をとっているので、サクサク消化できます(当然、ある程度のリテラシーは必要)。

個人的な興味もあり、私は1日で全部のレッスンをこなしました^^;

 

レッスン内で使用したゾンビ

 

あと、Telegramに専用のグループがあるので、興味のある方はJOINしてみるとよいかと思います。

私もJOINしてみましたが、質問をしたら親切に回答いただきました。

 

 

2017/02/17現在で受講できるLessonはサーバサイドのコーディングのみですが、フロントエンドのコーディングとしてWeb3.jsについての取り上げるかもしれないとのことでした(しばらく先になりそう、とのことですが)。

今後の発展が楽しみです。

 

 

Lessonを一通りやってみて、感じたことをダイジェスト的に書きだしますと、こんな感じです。

  • 他のEthereum-Dappに割と連携に連携できる
    • Lesson:2で、CryptoKittiesのデータにアクセスする実装を行う。他のDappへの連携が簡単に実装できるという点で、これは面白い。
  • オーナーシップの考え方が大事
    • イーサリウムのセキュリティ完璧というわけではなく、オーナシップの設計・実装をきちんとしないと、セキュリティホールになる。
  • 「ガス」を考慮した設計が大事
    • ブロックチェーンにデータを書き込むのに(正確には関数を実行するのに)、その関数の処理量に応じたガス(=Ethereum)が必要になる。負担するのは関数を実行するユーザなので、要するにゲームの1操作を実行するのにお金がかかる。ただし、参照するだけの関数はガスを支払わなくてよい。
    • コーディングや設計がしょぼいと、大量のガスを払わなければプレイできないような、燃費の悪いゲームになる。
  • アドレス間のEthereumの支払いのコーディングが容易
    • 根底には、ゲームのマネタイズをどうするか?という構想があるので、ここはしっかり設計すべき

 

ガスの概念により、トランザクションがガンガン走るゲームはプレイするのにめちゃくちゃお金がかかることになります。

なので、実質のプレイ時間が短い放置ゲームや、操作自体はあまりしないシミュレーションゲーム(特に育成ゲーム)が向いているかと。

 

また、トークン売買の実装が容易にできそうなので、所有権やお金の移動の概念があるゲームにはマッチしそうです。

(実際に、現存のDappゲームのEtheremonCryptoKittiesは、ユーザ間でのモンスターや猫の売買が可能)。

 

個人的には、1990年代後半~2000年代前半に全盛を誇ったCGIゲームのようなゲームが特に相性がいいと思っています(SOLD OUTとかスライムブリーダーとか。懐かしい)。

 

 

WANPA's STOREの今後の展望

既存のWANPA's STORE製のゲームで一番相性がよさそうなのはMakaimon RacingBotsu-Kya-Landのような育成ゲームでしょうか。

「所有の概念の制御」と「所有物のユニークさ」の実装が容易なので、上述しましたが、育成ゲームとは相性がいいと思います。

 

 

 

WANPA QUESTのような脱出ゲームはさすがに苦しそう。。。

机の下からゲットしたカギを、個人の所有権を添えてブロックチェーン上に書き出して、「脱出したくばのこのカギを買いましょう」的なお触れで他の人に売るとか。

目的がよくわからないゲームになっちゃう。流石にダメか。

 

 

 

TENCHO DUNGEONのようなローグライクゲームはどうだろう?

アクセスがガンガンになりそうなので、ガス代が悲惨なことになりそうですが、「困難なダンジョンをクリアした」という証明書を発行するという概念は結構マッチしてそう。

ローグライクゲームの特性上、アイテムの所有にはあまり意味はないので(基本的に自給自足だから)、一番プレイヤーが欲しいのは達成感。

死んだら時間は消えるけど経験は残る。労力を費やした先に見える境地がある。

達成感欲しさに3~4,000時間プレイした。そんな魔性のゲームジャンル。(→トルネコの大冒険3)

 

 

他にも、実利があるということで、高難易度ダンジョンを挑戦するのにEthereumを必要があるけど、先着XXX名のクリア者にEthereumをプレゼントみたいな特典付きにしちゃうとか。

これはこれで面白そう。

 

 

これでいくと競合はイーサクラフトになるのかな。

ダンジョン探索パートを放置ゲームのようにすることで、ガスの問題をクリアしているのかな。なるほど。

 

 

…とまあ、色々妄想をしてみましたが、もうちょっと勉強して、手を出せるようになろうと思います。

 

 

最後に、わんぱ君ブロックチェーンゲーム化の構想がスタートした、本日という日を記念するツイートを紹介します。

 

 

 

俺たちの戦いはこれからだ!

 

 

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