将棋

指導対局専用将棋AIなんてどうでしょう?

投稿日:2018年2月11日 更新日:

 

最近、Twitterで著名な方のツイートを眺めるのが面白くなってきたのですが(最先端の有益な情報が手に入る)、その中で、将棋AI:Ponanzaの作者である山本一成さんのnote記事に行きつきました。

興味深かったので引用させていただきます。

将棋ウォーズにある史上最強に弱いPonanzaの話|山本 一成@Ponanza|note(ノート)

 

Ponanzaは前述のとおり、山本一成さん作の将棋AIで、世界コンピュータ選手権2連覇や2017年の電王戦で佐藤天彦名人に勝利する等、非常に有名な将棋AIです。

参考:Wikipediaのponanzaの記事

 

山本さんのnote記事によりますと、将棋ウォーズ(将棋のオンライン対戦アプリ)に搭載されている練習モードの「簡単」モードの正体は史上最強に弱いPonannzaだとか。

どのくらい弱いかというと、将棋のルールを覚えたての私の5歳の甥っ子でも勝てるくらい弱い。

敢えて相手の駒の前に飛車を動かしてくる、いわば飛車の寸止め、といったような、エクストリームな差し手をしてきます。

 

というのも、評価値を内部では反転させて思考しているようで、そうなると、この最弱Ponanzaは常に自分が不利になる手を指すことになるので、適当にランダムに手を指すよりも弱くなり、ルールを覚えたての5歳児もでも勝てるわけです。

ある意味、あの最強のPonanzaが最弱の接待将棋をしてくれるわけですね。

 

これの面白いところは、将棋AIには評価値という概念があるので、やろうと思えば常にAI側が少しずつ不利になる絶妙手を指すように調整できるのでは?というところ。

現状の盤面を鑑みて、序盤~中盤は常に相手の半歩前くらいに位置するように進める。大きく離すことももなく、離されることもなく。

そして、終盤戦では1手差の接戦で負ける。

つまり、指導対局を目的とした将棋AIが作れるのではない、ということです。

 

プロ棋士が相手の棋力を判断して、丁度いい強さで指導対局をするように、プロに匹敵する棋力を持つAIが盤面の評価値を判断して、丁度いい強さで指導対局をする。

ルールを覚えたての人から、高段者の人まで自分の実力を磨くことができるAI。こんなAIがあれば、世の中にもっと将棋が普及するかもしれません。

その内、世界指導対局AI選手権なんてものが生まれるかも。

 

 

  • この記事を書いた人

WANPA

2006年にWANPA's STOREを開設。オリジナルキャラ:わんぱ君たちのゲーム(代表作:脱出ゲーム:WANPA QUESTを多数リリース。本職はITエンジニア。趣味は将棋、FFRK、Unity。最近、VTuberデビューしました:チャンネルはこちら

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